文芸誌を買ってちょっとだけ読んだ

純文学とは何だろうということで、集英社のすばるを買って、最初にあった井上荒野さんの誰が一番という話を読んだ。10ページくらいだったけどひどく疲れてしまったので一旦感想を書こう。10ページの話で記事1個書くのかいという気持ちはあるけれど初めて純文学に触れたのでまあいいんじゃないかな(小学校とか中学校の教科書にそういうものはあったかもしれないけど純文学を知らなかったのでノーカンで)。

 

 

物語としては団地に住んでいる中年夫婦の奥さんの気持ちの浮き沈みを書いたような話。登場人物が皆自分は正しいと思っているけど皆間違っていて読む度に疲労が蓄積するような話だった…こんな話つまんない!という訳ではなく、みんなちょっとずつ間違っていって今に至るんだろうな…というのが分かってしまって辛いというか、いずれこういうことが起こる可能性はあるなと感じてしまってすごい疲れた。

 

 

自分は正しいことをやってると思っている人の動機が間違ってた場合どうしたらいいんだろうな~。自分の親がこうなったりしたらどうしよ~~と考えてしまった。上と同じようなこと書いてるな。これも疲れているということの証。

 

 

そもそもわかってはいたけど文芸誌って文章ばっかりで全部読むの時間かかるな~。のんびり他の話も読んでいこう。終わり。